山田 徹
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どうも、山田徹です。
もう5月ですね。5月なのになんですかねこの気温は...
熱すぎて頭がオーバーヒートしそうです^^;

さて、今回はPython3をソースからインストールします。
:注意:
この記事はLinux向けに書かれています。

Python3のインストールにあたって、sslが使えなくなる現象に何時間もハマったのですが、なんとか解決したので備忘録としてここに記録しておきます。

今回の目標

Pythonをソースから。apt-getに頼らずにconfigure && make && make installでインストールしていきます。
なぜ、apt-getを使わないかというと、私は今PuppyLinuxを使っているからです。
もちろん、PuppyLinuxにaptはありません。

Pythonのダウンロード

公式サイト [こちら]
からダウンロードできます。
私がこの記事を執筆しているときは3.6.5でした。

インストール

次に、ダウンロードしたPython-??.??.??.tar.xzを展開します。
??はバージョン番号です。

展開して、./configure && make && installと...

ちょっと待った!

このまま続けると、私の環境ではsslが使えませんでした。
Pythonはインストールされたのですが、import sslすると
こうなっちゃうんですよね。opensslもちゃんと入ってる、のになぜなんでしょうね。

解決方法

python3をソースからインストールする人って実際少ないんですかね、日本語の資料があまり見つかりません。色々探していたら、外国のブログにたどり着きました。
その方法がこちら

(1) 展開したディレクトリ/Modules/Setupを開く
:注意:「Setup」です。他にもSetup.configとかありますが、間違わないように。←間違えた
(2) 次の文のコメントを解除する

(3) SSL=(パス)に適当なパスを入れる。
ちなみに、適当なパスはopensslが入っていて、尚且つincludeやinclude/opensslにアクセスできる場所ですね。
私はopensslを/usr/local/binや/usr/local/includeなどにインストールしたので、/usr/localをパスに代入しています。
(4) configure && make && make install でOK。

最後に

できましたか?sslないとpipとか使えませんからね。
もうちょっとPythonも楽にインストールできたらいいんですけどね〜(いや、簡単なapt-get使え)
ああ、あと余談ですが、
./configure --enable-optimizations
./configureしたときにenableなんちゃらを入れると良いみたいに言われたのですが、
私の環境ではインストールにかなり時間がかかりました。(+40分ぐらい)
なんか、[test] ~~~とかやり始めちゃって。
このオプションでsslつかえるのかと思って最初つけてみたのですが、+40分かかった上にsslインポートできないという、人生で一番無駄な40分だったので、enableなんちゃらオプションは重い環境では、いれない方が良いと思います。
(実際、sslモジュールが使えないものとは関係ありませんでした)


世界に、私のようなソースコードからインストールするマニア(暇人() )がいることを信じて...